α六甲道整骨院鍼灸院ブログ

子宝カウンセラーの会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさんこんにちは!

今日は、先日参加した子宝カウンセラーの会についての報告です。

今回は、夙川と宝塚にある医療法人社団 サンタクルス 理事長の吉田昌弘先生から、出生前診断等についてのお話をお聞きしました。

出生前診断には、羊水検査や絨毛検査など主に5つの方法があり、日本でも徐々に取り入れられています。出生前診断のメリットは、「障害をもった子供が生まれる確率が高いと分かって、産むと決断した場合、生まれるまでに心の準備ができる」、「先天異常の早期発見により治療できることがある」などが挙げられます。一方で、問題点としては、「妊娠中絶が増加する可能性がある」、「妊娠中絶を選んだ母親の精神的ダメージ」、また生命倫理の観点から「生命の選別をしてもよいのか」ということなどが議論されています。

日本では、特に生命倫理の観点から抵抗感を持つ人も少なくないため、出生前診断はあまり大々的に推奨されていない現状にあります。 また、検査可能な妊娠週数にも制限があり、検査をする機会すら乏しい状況です。一方、今回お話を聞いた吉田先生によれば、海外では出生前診断は広く一般に行われており、社会的にも両親の「知る権利」として理解されているそうです。イギリスでは全妊婦に対して、スクリーニング検査の1つとして母体血清マーカー検査が導入されているようです。また、一部の国では検査可能な妊娠週数の制限がない国もあります。つまり、日本と海外では、出生前診断の技術に大差はないにも関わらず、検査を受けられる機会に大きな差があることが分かります。

ただし、出生前診断の中には数パーセントながらも流産のリスクがある検査もあり、検査をしても胎児の細胞が少ないと染色体の検査ができず、診断できない場合もあります。さらに、検査結果を受けて妊娠継続をするかしないかについては十分にカウンセリングをした上で判断する必要があり、様々なことを考慮しなければなりません。

これらを踏まえた上で、日本でも出生前診断についての正しい理解を深め、検査前の十分なカウンセリングや診断を必要とする人がきちんとその機会を得られるような社会になるといいですね。

 

〔参考〕

久川豊. “出生前診断とは?方法、時期、費用、メリット、問題点まとめ”. 2015/09/07. http://192abc.com/14498、(参照2016/03/14)

080f9cc74e3f781e75429c58e2f55a31-300x250  funin2
        

関連記事

kizisitatel