2017.9.11

第2回 統合医療生殖学会に参加してきました

皆さん、こんにちは!

10日に大阪で行われた第2回 統合医療生殖学会(第41回子宝カウンセラーの会)に参加してきました。

タンポポ茶ショウキT-1プラスEXの開発者の医学博士・邵輝先生、富山大学医学部医学科教授の医師・白木公康先生、薬剤師・菅沼真一郎の三名の講演を聞きました。
なかでも、性感染症をテーマとした白木先生のお話は特に勉強になりました。
性感染症の中には、長期間自覚症状がないまま進行してしまうものもあり、卵管閉塞など不妊の原因になったり、母子感染を引き起こしたりします。
性感染症は妊娠に影響する段階で大きく分けると、クラミジアや淋病など妊孕期(妊娠する時期)に関係するものや、梅毒、HIV、HBV(B型肝炎ウイルス)、HCV(C型肝炎ウイルス)など胎児に影響するものがあります。
また母子感染は、胎盤を介しての感染、産道での感染、周産期感染(母乳など)に分けられます。
患者の絶対数はクラミジアが最も多いですが、近年は梅毒が増加傾向にあり注意が必要です。
また、日本の子宮頸がん検診受診率は32.7%(2013年)と先進国の中で最低の水準であり、特に20代の受診率は22.2%(2013)と非常に低くなっています。
自治体が行っている検診は、費用が無料~2000円程度で20歳以上の方が対象となっており、自治体によって年に一度、もしくは二年に一度受診が可能となっています。個人的に受診する場合も、年齢によってクーポンが配布されていることもあります。
自分の身を守るとともに、健康な子供を妊娠・出産するためにはこうした感染症の知識を持ち、予防していくことが大切であると改めて感じました。
↓富山大学の公式CHに白木公康先生のインタビュー動画があります。ご覧いただくと研究のご様子がよくわかると思います。

医学部 白木公康 教授 (ウイルス学 (臨床ウイルス学))【Tom’s TV 2013】

 

参考:厚生労働省「平成25年 国民生活基礎調査の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/

α六甲道整骨院 鍼灸院
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