2016.1.9

高プロラクチン血症

みなさんこんにちは!

1月ももう三分の一が過ぎようとしています。早いですね。

さて、今回は高プロラクチン血症について書きたいと思います。

「高プロラクチン血症」とは不妊の原因の一つで、排卵障害の10~20パーセントを占めると言われています。

 

プロラクチンが多量に分泌されると卵巣での排卵が抑えられてしまい、その結果生理が止まってしまう場合が往々にしてあります。プロラクチンの分泌がさらに増量すると、生理が止まるだけでなく、子供を出産したことがないのにお乳が出てくるということになります。

このような現象が起こるのは、流産後や人工妊娠中絶後、脳下垂体に腫瘍がある場合、胃潰瘍の治療による場合や精神科で治療を受けている場合(ドグマチールという薬の場合が多い)などがありますが、原因が不明である場合もかなり多くのケースで見られます。

血液検査でプロラクチンの値が高くてこのような症状がある場合は要注意です。

それでは、治療はどのように進められていくのでしょうか?

ほとんどの場合、薬物療法を行うところから始まりますが、場合によっては手術が必要な場合もあります。吐き気などの副作用が出てしまうことがありますので長期にわたる治療が難しい場合が多いです。

ホルモンバランスは、生活環境、ストレスに左右されることが多いので、まずは、生活環境を整えストレスを発散することが非常に大切になってきます。

規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動や趣味の時間をとってストレスをうまく発散すること。

そういったホルモンの様々な不調は漢方や鍼灸で改善されることも多くあります。

なので、もしそういったことがある人はお気軽にご相談ください。

それではみなさま、良い週末をお過ごしください!

 

α六甲道整骨院 鍼灸院
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