みなさん、こんにちは!
今日は、「三脈法」という脈を使って病気や天災の兆候を知る方法をご紹介します。
三脈法は漢方医が病気の兆候を知るために使っていた方法です。三脈とは、手首の脈(左右どちらか一方)と首の左右の頸動脈を指します。この三箇所を同時に指で押さえ三つの脈のリズムが一致しているか、ズレているかによって判断します。
判断の基準は主に二つあります。同じ空間にいる何人かで三脈を測ってみて、もし一人だけズレがあるならば、その人自身に病気の兆候があることを示しています。また、もし周りの人たちの脈にもズレがあるならば、その場所で複数の人を巻き込む大事故や天災が起こる可能性があることを意味します。
三脈法を使うと、比較的長い期間(旅行の往復や1ヶ月間など)の安全確認をすることができます。先日、九州で大きな地震があり甚大な被害が出ていますが、九州に限らず日本にいる限り天災に遭う確率はゼロではありません。また、海外ではテロが頻発しており海外に行く時は常に危険と隣り合わせとも言えます。そんな時、三脈法を使って危険の兆候を知ることができれば、それに備えて少しでも心構えが出来るのではないでしょうか。
三脈法には科学的根拠はありませんが、昔から「言い伝え」のような形で語り継がれてきました。地震の前に海の動物に異変が現れることがあるように、人間も動物として何かしら危険を察知する能力があると考えても不思議ではありません。ですので、身の危険を回避する方法の一つとして、三脈法を使ってみるのはいかがでしょうか?