みなさん、こんにちは!
おもしろお灸第二回、今回は「塩灸」です。
「塩でお灸なんてできるの?」なんて声が聞こえてきそうですが、できるんです。
伝統的な塩灸の方法は、仰向けに寝て、おへそのくぼみに塩を入れ、その上にもぐさを乗せます。そうすることで、お腹が中まで温まるというわけです。
それでは、どのような効果があるのでしょうか?
結論から言うと、生理不順、生理痛、不妊や、胃痛、下痢、肩こりや冷え性に効果があります。
膀胱炎や頻尿といった泌尿器系にも効くので、むくみにも効果があります。
へそには、神闕(しんけつ)というツボがあります。
神闕(しんけつ)は自律神経をつかさどっている経路に位置しているツボです。だから神闕(しんけつ)を刺激すると、自律神経の正常な働きを促し、ストレスによる胃腸の障害を治したり、予防したりしてくれます。
同じ様な理由から神闕は疲労回復、強滋作用にも抜群の効果を発揮します。
神闕(しんけつ)にお灸をすれば、ドリンク剤やビタミン剤など飲むよりずっと即効性もあり、続けていれば体質も根本的に変えることさえ可能なのです。
簡単かつ安価でできるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。