皆さん、こんにちは!
昨日、森ノ宮医療学園専門学校で行われた、日本小児はり学会特別講習会「トーマス・ベルニッケ先生から学ぶ小児はり治療」に参加してきました。
※子供のための「撫でる」はり治療・小児はりの詳細についてはこちらをご覧ください。
小児はりの基本的な考え方や使用方法に始まり、高齢者や認知症の方への治療や、手術痕に対する治療への小児はりの応用まで盛りだくさんの内容でした。特に、手術痕に対する応用実技はとても印象深かったです。
また、ベルニッケ先生が作られたドイツ製(ステンレス製)の鍼も入手しました(写真左端)。鍼先が丸みを帯び、当たりの柔らかい刺激を与えることができます。
左から2~4番目は大師流の三稜鍼で、一番右は当院オリジナルの18金製三稜鍼です。材質によって触感や重さに違いがあり、症状の程度や年齢、体質に合わせて使用する鍼を変えていきます。
また、ベルニッケ先生が顧問を務める国際日本伝統医学協会(IGTJM)と日本小児はり学会の学術交流の協定も結ばれました。これにより、今後ますます交流が深まり、日本の小児はりが世界の子供たちを笑顔にしていけるといいなと思います。