12月1日(日)にモクサアフリカという団体の方による講演会に行ってきました!
私も以前からモクサアフリカに興味があったので今回その理事の方々が兵庫鍼灸師会館に来て下さると知り、非常に楽しみに聞きに行きました。
モクサアフリカ(MoxaAfrica)とは2008年に2人のイギリス人鍼灸師によって設立されたチャリティ団体です。
この団体は『日本の直接灸が結核治療の補助的な役割をつとめえるのか』という研究を中心に、お灸の普及活動とそれに励む団体・個人への支援などを行っています。
そして今回はモクサアフリカの理事の2人が直接講演に来てくださいました。
第一部は『アフリカに続き北朝鮮での支援活動報告』
第二部は『症例報告:英国での灸治療実習:紫雲膏を用いた灸』という内容の講話でした。
第一部の講師のユーリー氏が北朝鮮の政府関係者の前で日本のお灸のやり方を教えてきたという話が特に印象に残りました。
北朝鮮という地で日本のやさしいお灸の効果や使い方を紹介するという新たな挑戦が成功したことへの喜びと、今後お灸がその地域の人々の傷病治療に役立てられていく期待でいっぱいの様子を見て感動いたしました。
21世紀の現在、日本ではあまり注目されていませんが、アフリカを中心に結核による死者数の増加に歯止めがかかりません。
また、HIV/エイズとの重複感染や薬剤耐性結核といった脅威が問題をさらに複雑化させています。
1993年にWHOによって結核非常事態宣言が発表された後も、四半世紀で5,000万人以上の命を結核が奪い去りました。
そんな世界の現状に立ち向かうべく発足したモクサアフリカは、結核治療におけるお灸の有効性の追求、そして世界から結核患者をなくすことを目標にこれからも走り続けます。
チャリティへのご協力はこちら↓
https://www.moxafrica-japan.com/donation
佐藤竹右衛門のモグサ
http://www.sonomanma.co.jp/shop.php?name=index&shop=C0001743
・Moxafricaのホームページ
https://www.moxafrica.org/
・モクサアフリカジャパンのホームページ
https://www.moxafrica-japan.com/