みなさん、こんにちは!
先日、京都で開催された不妊鍼灸ネットワークの公開講座に参加してきました。
不妊鍼灸ネットワークは、西洋医学のみならず東洋医学の観点から不妊治療を行うことを広めている組織です。
今回の公開講座では、実際に医療の現場で行われている人工授精の様子の映像や会員の方の症例報告など、貴重な情報に触れることができました。患者の皆さまに治療を施す身として、医療の現場の様子や他院での取り組みを学ぶことは非常に大切なことだと思っています。また、東洋医学での治療にあたっても、西洋医学の知識を動員することで、より多角的な治療を行うことができると考えています。
現在、不妊治療を行う鍼灸師は、より多くの治療データを集めその効果を検証していくことで、治療の客観性を高めようとしています。そのためにも、世間に広く鍼灸の門戸を開き、研究の協力体制を整えていくことが重要になってきます。このブログも、みなさんが鍼灸や漢方に少しでも興味を持つきっかけになればと思い、書いておりますので、ぜひ他の記事も読んでみてください。
また、この他にも様々なジャンルの講座や学会には参加しておりますが、こうした場で学んだことをきちんと日々の診療に還元できるよう、これからも精進してまいりますので、今後とも当院をよろしくお願いいたします。