みなさん、こんにちは!
年齢を重ね、病気やけがで介護が必要になると、入浴や食事などの日常生活を送ることが難しくなることもありますよね。そんな時に頼れるのが、介護保険です。
今日は、介護保険の仕組みと、その受給方法についてみていきます。
〇介護保険の仕組み
保険に加入するのは、40~64歳と65歳以上の2グループ。
それぞれ決まった額の保険料を支払います。加入が40歳以上からなのは、親の介護が必要になったり、自身が介護を受けたりすることが多くなるためです。
介護サービスでかかったお金は、この保険料と国や自治体が出し合ったお金でまかなわれています。
こうして、介護サービスの利用者が支払うのは原則、かかったお金の1割で済むのです。
〇介護保険を利用するには?
この介護保険の制度は誰でも利用できるわけではなく、利用するには、市町村の窓口に申請し、どのくらいの介護が必要かを示す「要介護度」の認定を受ける必要があります。
調査員が家庭に訪問して本人や家族から心身の状況を聞き取るほか、主治医の意見も参考にして、判定されます。
要介護度は、最も軽い「要支援1」から、最も重い「要介護5」まで7段階あり、段階ごとに介護保険で使えるサービスの内容や上限額が決められます。保険の範囲を超えて利用した部分は自己負担になります。
いかがでしたか?
申請には時間がかかることがあるので、ちょっと調子が悪いと思ったら、早め早めに相談しましょう。