みなさんこんにちは!
8月7日(日)に、「大師流小児はり 初心者講習会」に、講師として参加させていただきました。
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小児はりは、今から250年前からある日本の伝統医療です。
小児“はり”というと、「子どもにはりを刺すのでは…」と思われるかもしれませんが、小児はりは、“刺さない” はりです。デリケートな赤ちゃんや子どもの体質に合わせて“接触はり”というはりを用いて、撫でるように治療します。撫でて治療する小児はりの刺激は、羽毛で撫でられるような感覚ですので、赤ちゃんや小さな子どもたちはとても気持ちよく感じます。
小児はりは幼い子どもたちにみられる様々な症状に効果が期待できる治療ですが、まだその存在も効果もあまり広く知られていません。効果の期待できる症状としては、たとえばアトピーやかんのむし、おねしょ、成長痛などがあり、この他にも幅広く対応できます。詳しくはこちらのページをご参照ください。
私は、初心者講習会にて小児はりを行う際の手の作り方の講師をさせていただきました。当日は100人ほどの鍼灸師・医師・学生が参加し、大盛況となりました。子どもたちを笑顔にできる小児はりの魅力に触れることができたのではないかと思います。新しく小児はりを学んだ先生方が、多くの子どもたちを笑顔にすることができたら、こんなに嬉しいことはありません。
これからも一人でも多くの子どもたちを健康に、笑顔にするために、小児はりの普及活動に努めて参りたいと思います。