2021.7.9

子宮移植 条件付き容認

こんにちは。

皆様、「子宮移植」はご存知でしょうか?

子宮移植は、赤ちゃんを得ることを目的に子宮を移植し、定着した後に体外受精した夫婦の受精卵を入れます。

この子宮移植の臨床研究について、日本医学会の検討委員会が、条件付きで実施を認める見解を示しました。

生まれつきの病気やがん手術などで子宮がないために不妊となる女性は、国内に6~7万人いると推定されています。

そこで、19年から日本医学会の検討委員会で子宮移植の倫理的・医学的課題を議論してきました。

そして、希望する患者がいる以上、治療の選択肢に認めるべきではないかとの考えから、生体からの子宮移植を認める方針を示しました。

しかし、生体移植の場合、健康なドナー(提供者)の子宮を摘出するため、負担が大きくなります。

また、子宮を移植しても拒絶反応が強く定着しない場合もあります。

さらに、移植後に拒絶反応を防ぐための、免疫抑制剤による胎児への影響も懸念されます。

胎児を育てる子宮の機能は閉経後も残っているため、中高年の親族もドナーとなることができます。そのため、子宮移植には親族からの生体移植を想定していますが、ドナーの自由意志が担保されているのかも大きな課題です。

子宮移植が実施されたのは世界で80例余りで、医学的技術や知見も十分に蓄積されていません。

臨床研究では、手術の安全性に加え、精神面でドナーや患者を支援する体制などの仕組みも求められます。

 

2021年7月7日(水)読売新聞朝刊

日本医学会HP↓

https://jams.med.or.jp/

 

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