みなさんこんにちは!
先日、日本経済新聞を読んでいたら、こんな記事を見つけました。
記事によると、「自転車事故で通院が必要な重いけがを負った高齢者のおよそ7割が
警察に通報していない」そうです。
事故に遭ってもその場で示談したり、相手に逃げられてしまうことが要因と見られています。
それでは、警察に通報しないことによってどのような弊害があるのでしょうか?
もし、自転車で事故をして、その場はあまり痛みを感じなくても、後になって痛くなるというケースは多々あります。その場合、きちんとした手続きを経ていないと、保険金がおりず、治療費を自分で全部負担しなければならないのです。
なので、たとえ事故が軽いものであってもその場で示談にしたりせず、まずは警察と保険会社に通報するようにしましょう。
もし、きちんとした手続きを踏んでいれば、過失割合に合わせて相手から治療費や慰謝料をもらえたり、自転車保険や生命保険など、各種保険から保険金がおります。
また、もし相手に逃げられてしまっても、警察に通報することで相手の身元が判明したり、判明しなくても自賠責保険がおりる場合があります。
また、私たちが事故の加害者側になることもあります。交通事故全体に占める、歩行者と自転車による事故に占める割合は、年々増加しています。
神戸市でも、15歳だった少年が自転車で事故を起こし、母親に9500万円の賠償命令が下されたことがあります。
自転車保険に入っていなくて、高額賠償を命じられて自己破産してしまった、というケースも後を絶ちません。
もし、相手に重大な後遺症が残ってしまったり、死亡してしまえば、自転車事故と言えども賠償額は多大なものになります。「自分は大丈夫」と考えたりせず、必ず自転車保険に加入するようにしましょう。
最後になりますが、自転車保険には必ず加入し、そしてもし事故にあってしまったら、その大小に関わらず必ず警察に通報するようにしましょう。
当院でも、各種保険の取り扱いをしております。
もし交通事故に遭った場合、治療を始め、保険のことなどアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
労災保険や自賠責保険では、窓口負担0円で診療させていただくことができます。
それではみなさま、事故やケガには気を付けて、クリスマスをお楽しみください!