2015.12.15

子どもの足に異変…?

みなさんこんにちは! (アルファ)α六甲道整骨院 鍼灸院です。

最近めっきり寒くなってきましたね。

これから健康に関するニュースや豆知識などについて情報発信してまいりますので、よろしく

お願いいたします!

 

さて、初回は「足」に関するニュースです。平成27年12月1日の読売新聞に、子供の浮き指に関する記事が掲載されていましたので、紹介させていただきます。当院でも足裏測定を行っていますので、足裏に不安のある方、お子様がおられる方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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みなさん、現代の子どもの足に異変が起きていることを知っていましたか?

その異変の一つが、「浮き指」です。現代では、昔と比べて、足が地面に着かず浮いた状態になっている子どもが多いのです。

調査によると、5歳児で浮き指が一本もない子どもは、1980年には93%いましたが、2000年には48%、2004年には8%になってしまいました。幼児期か小学校低学年にかけてが、足の形の基礎ができる時期なので、これは大きな問題だと言えます。

それでは、浮き指の何が問題なのでしょうか?

浮き指によって起こる弊害として、主に

 

・体が不安定になり転倒しやすくなること

・猫背になること

・自律神経失調症、脳の発達障害、、脊椎の異常、顎関節症、頚こり、肩こり、腰痛、生理不順、不妊症、冷え症、外反母趾、耳鳴り、めまい、難聴

など様々な疾患が挙げられます。

浮き指だと必然的に足裏の接地面積が少なくなるため体が安定しにくくなり、また指で踏ん張ることもできないので、転倒につながりやすいのです。

さらに、足指が浮いて体が安定しないため、バランスを取ろうと、膝が曲がり、腰が落ち、肩が前に出るので、猫背にもなりやすい、という訳です。

この他、大人になって足の痛みや変形に悩まされることも多いといいます。

 

ではなぜ、浮き指が増えてしまったのでしょうか?

浮き指が増えた背景には、子どもが足を使わなくなったことがあります。

その最たる例が、歩数の減少です。小学生の一日の平均歩数は、30年前と比べて半分以下になっています。

また、鬼ごっこのような「群れ遊び」も減りました。周囲の予想外の動きに反応して止まったり、駆けたりする鬼ごっこは、子どもの足の発達に役立っていました。その他、屋内でも靴下を履いて過ごすなど、はだしになって足指を解放する機会が少なくなったことも、要因の一つです。

 

浮き指にならないためにできること、それは「足を使うこと」、そして「足にぴったり合った靴を履くこと」です。

子どもの足はやわらかく、本人では中々痛みや違和感を感じにくいものです。保護者の方は、お子さんの足を注意深く見てあげて、また意識的に足を使わせてあげましょう。

 

当院では、専門の機械による「足裏測定」を行っております。浮き指はもちろん、外反母趾や偏平足など、様々な足の不調を発見できます。

身体に不調があるが原因が分からない。

電車で吊り革などを持たないと立っていられない

と言うあなた、ぜひ一度足裏測定をすることをお勧めいたします。

身体の不調の原因が実は足裏にあったという方はたくさんおられます。

子供と同様、大人でも浮き指や外反母趾などの足裏に問題がある方が非常に増えています。

 

結果に応じて、テーピングによる外反母趾の矯正や浮き指を改善する足裏ストレッチの仕方。

足にぴったり合った靴のアドバイスなどさせていただきます。

 

それではみなさま、今日も良い一日をお過ごしください!

α六甲道整骨院 鍼灸院
神戸六甲道漢方堂

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