みなさん、こんにちは!
先週の土曜日に、岐阜での講演会に参加してきました。「明日の医療を考える会‐ミモザ岐阜‐」と題した講演会で、ウィスコンシン医科大学、クリニック徳の高橋徳先生、ヨーガ療法士の会の石垣倫子先生、船戸クリニックの船戸崇史先生の講演をお聴きした後、5人の先生方による腰痛治療に関するパネルディスカッションを拝聴しました。
石垣先生の『ヨーガセラピーの実践』では、我々参加者も実際に立ってヨーガを行うなど、体験型の講演だったので印象に残っています。ヨーガでは一つ一つの動作をする中で「呼吸」を大切にしますが、呼吸を整えることは自律神経の乱れを整えることにもなるので、普段の生活でも呼吸を意識するだけで違いを実感できると思います。
パネルディスカッションでは、腰痛治療に関して、整形外科医、鍼灸師、ヨーガ療法士、臨床心理士、理学療法士という5つの異なる立場からの様々な見方を知ることができ大変勉強になりました。東洋医学だけでなく西洋医学の面からの意見もお聴きできたので、非常に貴重な機会になりました。
最終的にどのような治療を選ぶかは、それぞれの患者さま次第ということになりますが、我々医療に関わる者があらゆる選択肢とそれぞれの特徴を把握し、適切に情報を提示していくことは、インフォームド・コンセントの観点からもとても大切なことだと思います。