2016.5.19

梅雨入り間近!食中毒に注意!

みなさん、こんにちは!

16日頃、沖縄・奄美地方が梅雨入りし、近畿地方も来月の初旬には梅雨入りすると予想されていますね。

梅雨に気になることと言えば、「ジメジメした湿度の高さ」です。また、夏に向けて気温が高くなる時期でもあります。この時期の湿気と温度は、我々人間にとっては不快なものですが、細菌にとっては繁殖する絶好の条件になります。お肉など食品だけでなく、食器や調理器具の汚れも栄養として繁殖していきます。厚労省の調査によると、6月以降に増える食中毒で多いのは、カンピロバクター、ブドウ球菌、ウェルシュ菌などで、これらは下痢や腹痛、嘔吐、発熱など、非常につらい症状を引き起こします。

また、15日付の讀賣新聞によりますと、

1996年、堺市の学校給食が原因で起きた病原性大腸菌O157の集団食中毒で、当時小学1年だった女性(25)後遺症のため昨年10月に亡くなっていたことが明らかになった。

とあります。このように、19年を経て突然容体が悪化することもあり、一時的な症状では済まないケースもあります。

では、感染を防ぐにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?気を付けるべきこととしては、次のようなことが挙げられます。

1.食品の管理をきちんとすること(低温保存、生肉は食べない、加熱すべきものはしっかり火を通す、においや見た目がおかしいと思ったら口に入れない)

2.帰宅時、調理前などに手洗い・消毒をする(二次感染を防ぐことにもなります)

3.調理器具を熱湯や漂白剤で殺菌する

4.調理後の料理は早めに食べる、低温で保管する

とにかく、細菌を「つけない」「増やさない」「口に入れない」ということが大切かと思います。これから夏にかけて、気温も湿度も上昇しますので、ぜひお気を付けください。

α六甲道整骨院 鍼灸院
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