2016.2.1

インフルエンザを防ぐには

みなさんこんにちは!

今日から2月がスタートします。新たな気持ちで頑張りましょうね。

さて、今日はインフルエンザについてです。

発症すると、高熱が出て苦しいインフルエンザ。インフルエンザを効果的に予防するためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

インフルエンザの感染経路と予防法をご紹介します。

(感染経路)

インフルエンザウイルスは、飛沫(ひまつ)感染と、接触感染という、二つの経路で人から人へうつっていきます。

①飛沫感染

くしゃみ

インフルエンザにかかった人の唾液中には、ウイルスが多く含まれています。そして、せき・くしゃみをしたときに、その唾液が細かなしぶきになって周囲に飛び散ります。1〜2メートル以内に人がいると、このしぶきを吸い込んで、ウイルスに感染します。

いわゆる「空気感染」とは異なりますので、十分に離れていたり、そもそも目の前でせきやくしゃみ、大声で話すなどの行為がなかったりすれば、一緒の空間に暮らしているというだけで飛沫感染は生じません。

②接触感染

唾液や、鼻をかんだ後のティッシュなどに含まれるウイルスは、テーブルの表面や布団などについてもそのまましばらく生き続けることができます。

別の人がそのティッシュや布団などを触り、そのまま手づかみで物を食べたり口元を触ったりすることが、のどの粘膜からインフルエンザウイルスが入り込むきっかけとなります。

(予防方法)

①手洗い

インフルエンザウイルスは、手や指についた状態でも数時間生存すると言われています。外出した後や食事の前には、必ず手を洗う習慣をつけましょう。

また、手を洗った後にアルコール消毒をするとより効果的です。ただし、手に唾液などが付着している状態で上からアルコールを軽く掛けただけでは、唾液の表面のウイルスに対してのみの効果となってしまいますので、しっかりとウイルスを洗い流すために手洗いを行うか、十分な量の消毒用アルコールを手や指にもれなくもみ込むような形で消毒を行いましょう。

②せきエチケット

自分の感染を家族や周りの人に拡大させないという意味では、せき・くしゃみをする際に口元を覆う「せきエチケット」が重要です。マスクの着用にも同様の効果があります。

またマスクをする際は、正しい着用を心がけましょう。マスクをしていて、鼻の間にすき間があったり、サイズが合っていなくてあごが大きく出ていたりしていませんか?

それではウイルスを十分に防ぎきることはできません。マスクは自分の顔のサイズに合ったものを選び、着用する際には鼻と口の両方を確実に覆いましょう。

③予防接種

人の身体はウイルスや病原菌などの抗原に一度感染すると、体内に抗体を作る働き(免疫)があります。

注射で微量のウイルスを体内に注入して免疫を作ることによって、次に同じ抗原が入ってきても感染しないようにすること。これが予防接種です。

しかしインフルエンザのウイルスは変異しますし、型やタイプによってスパイク(ウイルスの表面にある突起物)が違います。一度抗体を作っても、次に侵入してきたウイルスの感染を防げるとは限りません。そのため、予防接種をしたからと言って必ずインフルエンザにかからないという訳ではありませんが、感染する可能性を下げるという意味では、一定の効果が期待できます。

いかがでしたか?「基本的なことばかり」と思われたかもしれませんが、この「基本」を欠かさずやることが、インフルエンザ対策においては重要になってきます。

しっかり予防して、2月も元気に過ごしましょうね。

(参考記事)インフルエンザ特集2015-2016     https://medical.yahoo.co.jp/feature/influenza/yobou/#n2

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