鍼灸治療

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鍼灸とは

鍼灸は、東洋医学の中核を成す治療法です。薬物の投与や外科的な治療などの西洋医学では治せない、病気ではないけれど「なんとなく不調(不定愁訴)」を感じる症状を感じる場合は、東洋医学の出番です。ストレス社会の昨今、不定愁訴や慢性疲労を感じている方は少なくありません。また、食生活や環境の変化に伴い、アレルギー疾患を抱える人も増加しています。そんな中、鍼灸の効果は世界的にも注目されており、メカニズムの研究が各国で進められています。

東洋医学では、身体をひとつの小宇宙としてとらえ、そのバランスが崩れたときに「病」が発症すると考えます。鍼灸治療は、身体の変化を手で触れながら観察して状態を把握し、鍼や灸を施すことで身体のバランスを整え、機能回復をはかる治療法です。

鍼(はり)

鍼治療では、通常、直径0.12~0.18mm程度の非常に細いステンレス製の鍼を使います。ほとんど痛みを感じることはありませんので、初めての方でも安心して施術を受けていただくことができます。経穴(ツボ)に刺入した鍼は一定の刺激(鍼を上下したり回旋、振動させるなど)を加え直ぐに抜く方法と、10~15分間置いておく場合があります。また、刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電をする場合もあり痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果があります。使用する鍼は一回限りで使い捨てのものですので感染症の心配はありません。

子供向けの小児鍼は、鍼を刺すのではなく、撫でるように皮膚に接触させたり押圧させたりして治療します。

 

灸(きゅう)

艾(もぐさ)を用いて経穴(ツボ)に熱刺激を加える方法で一般的に「やいと、お灸」と言われます。直接灸と間接灸があり、直接灸は艾を直接皮膚上に乗せて着火させ、間接灸は艾と皮膚の間を空けて行います。直接灸の艾の大きさは糸状や米粒大の細いものから小指大のものまでありますが、近年はあまり熱い刺激を好む人は少なくなっています。間接灸は、艾と皮膚の間に空間を作ったり、味噌、薄く切った生姜・にんにくなどの熱の緩衝材を入れて温和な熱さにしているため、気持ちの良いものです。
その他、刺入した鍼の頭(先端)にそら豆大の艾を取り付けて点火する灸頭鍼と云う方法や、熱の刺激源を遠赤外線やレーザーにする科学的な試みも実用化されています。

 

ツボとは

東洋医学では、全身を気(エネルギー)と血(体液)が循環して身体のバランスが保たれていると考えます。気・血の通り道は経絡と呼ばれ、経絡が交わるポイント、いわば交差点となる部分が経穴で、一般的には「ツボ」と言われています。経絡が何らかの作用で滞ってしまうと病に至るとされ、これを改善するために、ツボ(経穴)に鍼や灸を施して気・血の流れをスムーズにしていきます。

主なツボ

◆合谷(ごうこく)

親指と人差し指の水かきの間で骨に近いところにあるツボ。頭痛や歯痛など、痛みがあるときによく効くと言われています。

◆内関(ないかん)

手のひら側の手首のしわの中央から肘に向かって指幅3 本分のところにあるツボ。消化器系の症状の軽減に有効と言われています。

◆三陰交

足首の内側、くるぶしから指幅4 本くらいのところにあるツボ。生理痛や冷え症などに有効といわれています。

◆足三里(あしさんり)

膝頭の外側、膝から指幅4 本くらいのところにあるツボ。非常に応用範囲が広く、有用なツボで、胃に気力がないときに生命エネルギーを送り込んでくれるといわれています。

 

不妊治療などでは、当院でツボをお教えし、ご自宅で日々お灸をしていただく場合もございます。

 

良導絡自律神経調整療法

当院では、良導絡自律神経調整療法を主体にした施術を行っております。

良導絡治療とは?

良導絡の興奮性を測定して数値を求め測定結果に従って、鍼や灸で自律神経の調整をすることにより、自然治癒力・免疫力を高め、疾病治療、健康増進に役立てる治療法です。

症状が今出ていなくても将来なりやすい病気も予測でき、予防する事も可能です。

WHO(世界保健機構)では、少なくとも下記に掲げる疾患に鍼灸治療が適応であることを認めています。
当院ではこれら以外の疾病や症状に対しても全力で取り組んでいます。

下記以外の症状でも、体質を改善させることにより体のバランスが整い、自己免疫力・自己治癒力が向上し症状を改善・治癒することも可能です。

例えば

  • 原因不明で医師からも見放されるような症状
  • 検査数値に異常がないが、つらい症状
  • ガンの再発予防
  • 手術後の回復支援

など何でもご相談下さい。

また、アンチエイジング「抗老化」「抗加齢」、デトックス(毒だし)や、美容(美容鍼灸・美顔鍼灸)にも効果が期待できます。

 

 

当院では、ノイロメーターを用いて自律神経を測定し、交感神経と副交感神経のバランスを視覚化しています。

 

どんな症状に効くの?

WHO(世界保健機構)による鍼灸適応症

神経系疾患
  • 自律神経失調症
  • 心身症不眠症
  • 頭痛
  • 眩暈(めまい)
  • 肩こり
  • 神経痛
  • 神経麻痺
  • 痙攣
  • 神経症
  • ノイローゼ
  • ヒステリー
  • 脳卒中後遺症
運動系疾患
  • 関節炎
  • 関節症
  • 頸肩腕症候群
  • 肩関節周囲炎(五十肩)
  • 関節リウマチ
  • 筋・筋膜炎(筋肉リウマチ)
  • 頸筋強
  • むちうち症
  • 捻挫
  • 腱鞘炎
  • 腰痛症
  • 外傷の後遺症
  • 打撲痛
  • 寝ちがい
循環器系疾患
  • 心悸亢進(心臓神経症)
  • 高血圧症
  • 低血圧症
  • 動脈硬化症
  • 動悸
  • 息切れ
消化器系疾患
  • 口内炎
  • 舌炎
  • 歯痛
  • 胃腸炎
  • 胃アトニー
  • 胃下垂症
  • 胃酸過多症
  • 胆石症
  • 肝機能障害
  • 下痢
  • 便秘
  • 痔疾患
  • 肝炎
  • 十二指腸潰瘍
呼吸器系疾患
  • 風邪
  • 咳嗽
  • 風邪の予防
  • 鼻炎
  • 扁桃炎
  • 咽頭炎
  • 喉頭炎
  • 気管支炎
  • 気管支喘息
泌尿器系疾患
  • ネフローゼ症候群
  • 腎・尿路結石
  • 膀胱炎
  • 尿道炎
  • 前立腺肥大症
  • 陰萎症
  • 遺精
  • 性機能障害
内分泌系疾患
  • 尿崩症
  • バセドウ病
  • 糖尿病
新陳代謝疾患
  • 貧血
  • 脚気
  • 痛風
皮膚科疾患
  • 皮膚炎
  • 蕁麻疹
  • ヘルペス
  • 肝斑(しみ)
  • 円形脱毛症
産婦人科疾患
  • 生理痛
  • 月経不順
  • 不妊症
  • 冷え性
  • 更年期障害
  • 妊娠悪姐(つわり)
  • 胎位異常(逆子)
  • 乳腺炎
  • 乳汁分泌不全
小児科疾患
  • 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)
  • 小児喘息アレルギー性湿疹
  • 耳下腺炎
  • 夜尿症
  • 虚弱体質の改善
眼科疾患
  • 眼瞼緑炎(ただれめ)
  • 麦粒腫(ものもらい)
  • 結膜炎
  • フリクテン
  • 眼精疲労
  • 仮性近視
  • 弱視
  • 涙管炎
耳鼻科疾患
  • 耳鳴り
  • 難聴
  • メニエール病
  • 中耳炎
  • 鼻炎
  • 鼻出血(はなぢ)
  • 副鼻腔炎(蓄膿症)
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