「健康寿命」を延ばすことの大切さ
日本人の平均寿命は延びていますが、自立して生活できる「健康寿命」との間には、男性で約9年、女性で約12年もの差があります。この期間は「要支援・要介護」の状態で過ごすことになり、この差を縮めることが健やかな老後の鍵となります。
フレイルは「健康に戻れる」希望のサイン
フレイルとは、加齢に伴い筋力や心身の活力が低下した状態ですが、最大の特徴は「可逆性(元に戻れること)」にあります。適切な予防や対策を行えば、再び健康な状態に戻ることができるのです!
要介護リスクのチェック
日本人高齢者の約8.7%がフレイル、約40.8%がその予備軍(プレフレイル)と言われています。フレイルを放置すると、健康な方に比べて要介護になるリスクが約4.6倍も高まるため、早めに気づくことが重要です。
【フレイル・セルフチェック表】
・6ヵ月間で2kg以上の意図しない体重減少があった
・握力が男性28kg未満、女性18kg未満
・ここ2週間、わけもなく疲れたような感じがする
・通常の歩行速度が秒速1m未満(横断歩道を渡りきれない等)
・週に1回も軽い運動やスポーツをしていない
指輪っかテスト
また、「指輪っかテスト」という簡易チェックもあります。
両手の親指と人さし指で輪を作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲むことで、筋肉量の減少を調べることができます。

フレイルは決して「もう年だから仕方ない」と諦める状態ではありません。むしろ「今のうちに対策すれば大丈夫」という体からのメッセージです。まずはご自身の状態を把握することから始めてみませんか?
