最近の妊婦さんのうちどのくらいの割合で無痛分娩を選択する方がいらっしゃるのでしょうか。
私は子育て中のスタッフなのですが、
第一子を出産した約8年前は普通分娩を選ぶ人の方が周りでは多かったように感じます。
自然分娩で出産したとアメリカ人の友人に伝えた際には信じられない!と勇者のように称えられました(笑)
アメリカでは基本的に無痛分娩で出産するのが当たり前なので、なぜわざわざ痛い思いをするのか?とその時不思議がられたのを覚えています。
痛みを感じてこそ出産。。。というようなイメージがあったのかもしれませんが、私の場合は無痛分娩での麻酔事故で亡くなった方のニュースを見て怖かったというのもありました。
しかし、最近私の周りでは無痛分娩を選ぶ人が増えたように思います。
特に第二子の場合です。
産後赤ちゃんと第一子両方のお世話を考えると無痛分娩の方が身体のダメージが少なく回復が早い傾向にあるという点。
そして自然分娩だといつ陣痛がくるかわからないので、無痛分娩で分娩日が決まっている方が第一子の都合もつけやすいという点が挙げられるかと思います。
コロナ禍で院内に子供は入ることができず、配偶者は出産直前の15分のみ分娩室に入室可という厳しいルールの元だったこと、そして上の子がまだ小さかったので出産日が予めわかっていた方が助かったということも選んだ理由でした。
残念ながら私は途中で陣痛が弱まってしまったため、急遽麻酔無しに切り替えられての出産になり突如痛みとの戦いになってしまいましたが、この痛みを初めから感じていたら耐えれなかった。。。と思ったのを覚えています。
東京都では無痛分娩の費用助成制度を10月から始めると発表しました。
最大10万円助成するそうです。
私自身も普通分娩時には出産育児一時金の費用以内でしたが、無痛分娩時は自己負担が発生しました。
普通分娩に比べやはり費用は高くなるので、この助成によって選択肢が増えるととっても有難いですよね。
東京都の無痛分娩への費用助成は全国初だそうです。
これからどんどんこのような助成が全国に広がっていくといいですね 🙂