第2回: ツボの押し方と効果的なポイント
前回はツボの基本についてお話ししましたが、今回は具体的なツボの押し方とその効果について紹介します。
ツボ押しのポイント
ツボを押す際のポイントは、「痛気持ちいい」と感じる程度の力で、ゆっくりと3秒かけて押すことです。
強く押しすぎると逆効果になる場合があるので、適度な力で押すことが重要です。
どこのツボにどんな効果があるの?
手のひら
例えば、手のひらにある「合谷(ごうこく)」というツボは、頭痛や血圧の調整に効果があります。
このツボを押すことで、脳の血流が増加し、痛みを和らげる効果が期待できます。
合谷は、親指と人差し指の間に位置し、手の甲側から押すと効果的です。
片手で反対の手の合谷を押しながら、深呼吸を繰り返すことで、頭痛やストレスを和らげることができます。
肩
肩こりに効果的な「肩井(けんせい)」というツボも紹介されています。
肩こりの原因となる筋膜のしわを伸ばし、血行を促進することで、肩こりを軽減します。
具体的には、両手の親指を使って肩井を押しながら、深呼吸を繰り返すことで、肩の緊張をほぐすことができます。
肩井は、肩の中央からやや後ろに位置し、押すと痛気持ちいい感覚があるのが特徴です。
手首
さらに、ストレス解消に効果的なツボとして「神門(しんもん)」があります。
手首の内側に位置し、軽く押すことで精神的な安定を促します。
神門は、小指側の手首のしわの少し上に位置し、軽く押すことでリラックス効果が得られます。
睡眠不足や不安感に悩む方におすすめです。
ツボ押しを日常的に取り入れることで、リラックス効果が得られ、ストレスを軽減することができます。
次回は、セルフケアに最適なおすすめのツボを紹介します。
日常生活の中で簡単に取り入れられるツボ押しの方法を詳しくお伝えしますので、お楽しみに!
詳しいことが気になる方は、NHKのホームページもぜひご覧ください!