めまいの西洋薬は効果が不十分?
日本では依然として高齢化が進んでいますが、それに伴ってふわふわ(浮動性)めまいとゆらゆら(不安定性)めまいを訴える患者さんが増えていると感じているお医者さんもいるそうです。しかし、これらのめまいに対して従来から用いられている西洋薬では十分な効果が期待できない場合があります。
そこで登場するのが漢方薬です。漢方がどのようにしてめまいの治癒に役立つのか、その仕組みをいくつかご紹介いたします。
利水効果
東洋医学では体内の水分の偏在がめまいの原因の一つと考えられています。漢方には、水分を体内の多いところから少ないところに移動させる効果をもつものがあります。これを「利水効果」といいます。
さらに、このような漢方は吐き気やむくみを改善したり、低気圧による頭痛・めまいにも効果的です。
ホルモンバランスを整える
自律神経のホルモンバランスの崩れによる、発作性のめまいに効く漢方もあります。
このような漢方は同じく発作性の頭痛、神経痛、動悸、息切れなどにも効果的です。
また、近年不登校の原因にもなっている起立性調節障害の改善にも役立ちます。
消化機能を高める
消化吸収機能を高め、さらに先ほどご紹介した利水効果との組み合わせによって胃腸を整える漢方もあります。このような漢方は、慢性的に胃腸が弱い方のふらつき対策に役立つでしょう。
当院では、めまいはもちろん患者様の様々な症状に効果的な漢方を取り揃えております。
あなたにぴったりの漢方を処方いたしますので、ぜひお気軽にご相談にお立ち寄りください!