2017.12.16

「医療機器開発シーズセミナー」に参加してきました

皆さん、こんにちは!

12/12(火)に臨床研究情報センター(TRIポートアイランド)で行われた「医療機器開発シーズセミナー」に参加してきました。

このイベントは大学の研究者と神戸医療産業都市が連携して産学連携の一層の加速図ることを目的としており、この日は兵庫県立大学の4人の教授が以下のテーマで発表されました。

「人工知能を用いた医用画像診断支援」:近年急速に発達しているAIを使って画像診断をサポートし、診断精度を上げるための研究

「医療超音波計測技術の知能化」:骨を透過する超音波を使って脳内を診ることができ、さらに知能化によって診断の見落としを防ぐ技術の研究

⇒この技術が普及すれば、救急搬送中に脳梗塞など、脳内の状態を確認できるようになります。

「ワイヤレス非接触バイタル計測技術」:接触せず、レーダーによる遠隔でのバイタル(呼吸や心拍の状態)を計測する技術の研究

⇒睡眠時や運転中、スポーツ選手など、様々な分野に応用できる技術です。

「カセンサを埋め込んだ人工関節の開発」:人工関節の中に圧力センサーなどを埋め込む技術

⇒この技術により、人工関節の選択をする際の参考になったり、固定の張力をより正確に設定できるようになったりします。

特に印象に残ったのは当院でも使用していますエコーですが、骨を透過して脳内の様子を映し出せるという物でした。

この技術が普及すれば救急車でも脳内を確認できるようになり、脳梗塞へのt-PAの適応が飛躍的に増えるのではないでしょうか。

この様な技術が普及して最先端の研究や技術が早く実用化されるといいなと思います。

また、自分自身も作ってみたいと考えている製品があるので、こうした技術や連携を活用しながら実現したいです。

α六甲道整骨院 鍼灸院
神戸六甲道漢方堂

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