小児はりは、「撫でる」はり治療です。
今から250年前からある日本の伝統医療です。
ここでいう小児とは、幼児から小学校低学年程度までの子どもに対する治療です。
小児“はり”というと、
『子どもにはりを刺すのでは..』
と思われるかもしれません。
小児はりは、“刺さない”はりです。
デリケートな赤ちゃんや子どもの体質に合わせて“接触はり”という触れるだけのはりを用いて治療します。
痛くないのでお子様も怖がらず受けることができます。
治療は数分程度ですので、すぐに終わります。
脳脊椎神経の分布領域にあたる頭部体幹四肢に触れるだけの軽微な摩擦・接触刺激を加え、皮膚反射を利用して自律神経の機能を調節し疾病の治療と予防、健康増進、体質改善を行います。
こんな症状に効きます
夜泣き かんのむし アレルギー症状 ストレスによる症状 チック症状 鼻水・鼻づまり 食欲が無い 下痢 便秘 せき 夜尿症 小児ぜんそく 気管支炎 アトピー 鼻炎 中耳炎 成長痛 発達障害 自閉症 多動症 捻挫 打撲など
なぜいろんな症状にきくの?
はり治療は、お子様が持っている自然治癒力(自分で直そうとする力)を最大限に引き出してあげる治療なので、小児はりではほどんどの疾病に効果がみられるのです。
特に小児は生命力が旺盛ですから、ほんの繊細なはり刺激で驚くほどの効果が得られます。
一人ひとりに合わせた治療
一人ひとり異なる体質を把握し、日々の生活を送ることはお子様の成長と発育にとって非常に大切です。
お子様の体質を東洋医学的に判断し、それぞれの体質に応じた治療をしていきます。また、ご家庭でできる養生法もお教えします。
「KOBE子育て応援団」参画施設に登録されています。
ひょうご子育て応援の店に協賛しています。
灘区子育て協力店に登録されています。
Q&A
子どもに使うはりは安全?
はりといっても刺さないはりで、スプーンで皮膚をなでるようなイメージです。
痛みは感じず、心地よい刺激を与えます。
小児はりは何歳から?
生後30日くらいから小学校低学年くらいまで受けられます。
治療の期間はどれくらい?
体質や症状にもよりますが、例えば…
かんのむし
軽度:数日間、
中程度:4~5日、重症:6~10日ほど
小児ぜんそく・アトピーなどアレルギー疾患
はじめ2,3回続けてその後週1,2回
かんむし予防、疾病予防、発育促進
週一回程度
その他質問がございましたらお気軽にお尋ねください。
料金について
初回:3,850円(初診料 2,200円+1回治療 1,650円)
2回目以降:1,650円
※前回の来院から3ヶ月以上経ちますと初診料が発生します。小児はりの料金です。
アメリカ・ポートランドで講習会を行いました
2017年10月12~17日にかけて、アメリカ・オレゴン州のポートランドに行ってきました。14、15日にOregon College of Oriental Medicine(東洋医学中心の単科大学)で大師流小児はりの講習会を行い、私もお手伝いさせていただきました。
小児鍼の基本的な持ち方や、大師流小児はりの特徴である「羽毛に撫でられるような」優しい撫で方のポイントを、実践を交えながらレクチャーしました。
日本の優しい鍼灸治療が世界に広がり、たくさんのこどもたちが笑顔になれば嬉しく思います。
フランス・パリで講習会を行いました
2019年5月9日から17日まで、フランスのパリに行ってきました。11日と12日にパリ中心部(5, rue Laromiguière, 75005 PARIS)にて大師流小児はりの講習会が行われ、私もお手伝いさせていただきました。
フランスだけでなく、世界各国から参加しており、日本の鍼灸治療に対する関心が世界で高まっていることを感じました。
年に2回、小児はり体験イベントを開催しています
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大師流小児はりの会本部スタッフとして後進の育成にも携わらせて頂いています。
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