こんばんは。
最近朝晩の冷え込みが激しくなってきましたね。
みなさんお元気でしょうか?
今日は10月27日(日)に開催された小児はり学会の模様をお伝えいたします。
日本小児はり学会は、はりで小児の健康増進に寄与することを目的として2007年4月に設立されました。
以来各地にて学術集会を開催したり、海外の有志とも交流を行いながら小児はりの普及に努めています。
そしてこの度13回目となる学術集会が兵庫県民会館で行われたので私も参加させていただきました。
プログラムの内容は講演パートと実技体験パートに分かれていました。
まず特別講演として
「視床下部オキシトシンと統合医療」(高橋徳)、
「古典医療からみる小児はりの作用としくみ」(山口誓己)
をお聞きしました。
海外では有名大学病院などで積極的に統合医療を取り入れているそうで、
日本はその点において遅れているとのお話でした。日本でも統合医療ができるようになれば、と感じました。
次に教育講演として
「小児はりの基礎と実践のコツ」(井上悦子、谷岡賢徳)
「ルーティンにしたい小児の診察」(鈴木信)
をお聞きしました。
講演の部の最後に会員の方々の症例報告がありました。
あらゆる症例とその治療課程などを詳しく聞き、今後の自分の治療に役立てたいと感じたとともに
先生方の1つ1つの症状に対して真摯に向き合う姿勢に改めて感服いたしました。
そして講演の部の後は楽しみにしていた小児はりの実技体験がありました。
この部では他の先生方が小児はりの治療を行う様子を見るだけでなく、実際に私自身に小児はり治療を施してもらうという貴重な経験ができました。色々な先生の治療を体験し、大変勉強になりました。