みなさん、こんにちは!
6/1(水)放送のNHK番組「ガッテン!」で、幸せホルモンのオキシトシンが特集されました。「痛み&認知症に効く!『癒しホルモン』の驚きパワー」ということで、次の2つのお役立ち情報が紹介されました。
○背中をなでるタッチケア(スウェーデンや日本の医療機関で痛みやストレスを抱える患者さんを対象に行われています)
○抱き枕を抱きながら電話(家族や安心できる人と話すことで、オキシトシンが出て、ストレスがやわらぐことが分かっています。さらに、抱き枕やクッションなどを使って抱き心地を感じながら話すことで安心の効果が高まると言われています)
このように「触れる」ということが、私たちの心身の健康にとって大きな役割を持っていることが分かります。
当院で行っている「小児はり」は「撫で鍼」とも言われ、皮膚を優しく撫でることで脳に刺激を与えます。この刺激によって、オキシトシンをはじめとする脳内ホルモンの分泌が促され、不調が治っていきます。
オキシトシンは近年、「幸せホルモン」として注目されており、様々な研究が行われています。すでに、発達障害の一部の症状が緩和されたという報告もあり、これからの研究にも期待が持てそうです。