不妊治療の保険適用の対象が拡大されて半年以上が経過しました。
既に健康保険を利用して治療をされている方もいらっしゃることと思いますが、これから治療を始めようと考えている方のためにもここで改めて保険適用の内容についてまとめてみたいと思います。
保険適用の対象となる治療法
2022年3月以前から保険適用
●検査 ●原因患者への治療
2022年4月から新たに保険適用
【一般不妊治療】
●タイミング療法 ●人工授精
【生殖補助医療】
●排卵／受精 ●体外受精 ●顕微授精
●胚培養 ●胚凍結 ●胚移植
対象年齢
治療開始時点で43歳未満の女性
男性については年齢制限はありません。
事実婚の場合も対象となります。ただし、事実婚関係の確認や書類などを必要とする場合もあります。
保険適用回数の上限
子ども１人につき
40歳未満 通算6回まで（1子ごとに）
40歳以上43歳未満 通算3回まで（1子ごとに）
治療の流れ
年齢や体の状態によって、どの治療からスタートするかはそれぞれのケースで異なりますが、
原則として一般不妊治療（タイミング療法、人工授精）からスタートします。
各治療のスタート時に治療計画を立て、計画に沿って治療を進めていきます。
より詳しい内容は、次回以降の記事でお伝えしていきます。
