当院には妊活中の方もよく来られます。
奥様のみで来られる方が多いですが、いつも旦那様が寄り添って一緒に来られるご夫婦もいらっしゃいます。
まずは妊娠することが夫婦の目標。
では、めでたく妊娠された後の夫婦関係はどんなものでしょうか。
夫の心理としては
・幸せと期待
・妻の体調への心配
・金銭面の不安
・妻への接し方の難しさ
・孤独感
などがあります。
子どもを授かることに対して大きな喜びと期待を感じると同時に、
夫にとっては妻の体調やホルモンバランスの変化による感情の起伏の激しさにどう対応したらよいのか戸惑うこともあるかもしれません。
そういう時はとにかく寄り添い話を聞いてあげることが大切です。
そして家事など、できるだけサポートしてあげてください。
つわりの期間は、全く無い人、数ヶ月で終わる人、出産間近まで続く人など個人差があります。
当院のスタッフの場合、つわりが割とひどいタイプで出産間近まで続きました。
一人目の妊娠中は夫と妻しかいないため食事面もそれほど気にせず過ごしましたが、二人目の妊娠時は上の子の食事やお世話もありかなりの負担でした。
妊娠中は匂いに敏感になるため、食事や洗濯の匂いも受け付けず寝たままの状態。
そんな中夜遅く帰宅する夫は次の日の食事作りや洗濯など家事を全て担当していたのです。
夜遅く帰宅後にそれだけの家事をこなさなければならず、夫もかなり負担を感じていたと思います。
イライラが溜まると夫婦関係がギクシャクしてしまうこともあるかもしれません。
実際夫が忙しさのあまりストレスが溜まりイライラしていると感じた時期もありました。
妊娠中だからサポートしてくれて当たり前、やってくれて当然ではありません。
自分自身の経験を考えると、言葉にしなければ伝わらないということを普段以上に感じたのがこの時期でした。
感謝の気持ちを言葉に出すことが大切だなと感じ、
夫がしてくれたことに対し普段以上に感謝を伝えることを心がけました。
感謝の言葉があるのとないのとでは相手の気持ちも全然違いますよね。
妻は夫がしっかり気持ちを話してくれないと妊娠中は気持ちを察する余裕がない場合があるかと思います。
妻が自分の事で精一杯で夫が寂しいと感じていたという話を周囲から聞く事がありました。
妊娠中妻は夫をケアすることまで気が回らないことがあることも、言葉で伝えておく方がいいかもしれません。
個人的にオススメなのは一緒に楽しみリラックスできる時間を作ることです。
のんびりお散歩に行ったりカフェに行ったりなんでもいいので、二人が一緒に楽しめることをする時間を持つと気持ちもリフレッシュして良いですよ。
そういう時間に普段話さない色んな事を話せたりするものでした。
コミュニケーションを大切にし、お互いサポートしあって赤ちゃんの誕生を楽しみに過ごしましょう。